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~捨てる瞑想~

ご訪問ありがとうございます!
真理を探究する人はもちろんのこと健やかさ、愛、豊かさなど
現実生活での幸せを求める人にこそ実践していただきたいのが瞑想です。
ここでは金井メソッドのご紹介や精神世界にまつわる話などを綴っています。
ぜひ!一人でも多くの方に瞑想を知っていただきたいと願っています。


金井メソッド「 宇宙の現れとしての本当の自分 」を覆い隠しているものから
離れ余計なものを捨てていく瞑想です。

「本当の自分」で生きることができれば人は本来の能力を発揮でき
苦しみから解放され、現象面での幸せや心の平和を見い出すことができます。


巷では、物を捨てるための解説書や、お片づけ本が大ブームになっていますね。
物を捨てたり片付けたりで人生が変わると説いています。
これなどは、本当の自分でない自分で生きていることを漠然と感じ取り
自分の中の何か余計なものを捨てたいという気持ちの現れです。

どうせなら瞑想で 「 宇宙の現れとしての本当の自分 」 以外の
余計なものを捨ててみませんか?
きっと世界が変わっていくことを実感できるはずです。

私が瞑想をするきっかけになったのは金井系一郎先生の著書
「すべてを受け入れて自由になる」です。

すべてを受け入れて自由になる、幸せに生きるにはこの言葉に始まり
この言葉に終わるといっても過言でないとさえ思っています。
ただ、「受け入れる」ということの意味を取り違えられることが多いのが
残念ですが、本当の意味を理解し実践できればこの世は怖いものなし、
平和で自由な心で生きていくことができるはずです。

1. 瞑想で何を捨てるの?

2. 受け入れるということの本当の意味



前回の続きです。

まだ瞑想を始めて数年という頃
母が体調を崩しました。

てっきりもう治らない病だと思い込み
私は母を失う不安と恐怖に襲われました。

母がもうすぐ検査に入るというとき
それは頂点に達したのですが

と、そのとき突然
身も心も母との一体感に包まれたのです。
永遠に母が自分の中にいてくれるという感覚でした。

自分であれ、近しい人であれ
死は喪失感をもたらす最大のものです。

でも、たとえ母が死んでも、なにしろ一体なのですから
喪失しようにも喪失しない。

安心感と強烈な愛の感情でした。
死の恐怖から自由になりました。

その後の検査で、なんのことは無い
「点滴したら治りますよ」 というものだと判明。

心配して損をしましたが
後で思ったのは、あれは「火事場の馬鹿力」
とでも言うのだろうかということ。

人間は極限に達したらとてつもないものが
出ることがあります。

その後ずっと死の恐怖から自由になれたわけでもありませんし
火事場の馬鹿力が出るとは限りません。

お隣のおばちゃんが亡くなるときには
やはり馬鹿力はやってきてはくれませんでした。

おばちゃんの死の悲しみから逃れるために
瞑想を必死にやり、先生の本を読み
自分の気持ちを楽にするため
おばちゃんの死がおばちゃんらしくて良かった
と思おうとしたり。

そして最終的には 「きっとまた会える!」
ということ。

愚かな考えだと笑われるかもしれませんが
地球なのかどこかの星なのか
いつかきっとどこかで
生まれ変わってまた会える。

♪さよならは別れの言葉じゃなくて~♪
ふたたび逢うまでの遠い約束~♪ 
「夢の途中」より

喪失は変化性の現れにすぎず
変化性は知の波動。

これは私の一番弱い部分です。
幼い頃から身近な人の死や喪失に
かすかな恐れを感じていた気がします。



応援ありがとうございます<(_ _)>





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